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次期システム開発対談

若手のうちに次期システムに関われたのは、
大きなチャンスだと思っている。
 
三浦 僕たちは同期入社なので、新人研修までは一緒だったんだけど、最初のプロジェクトは別だったんだよね。僕はメガバンクの「現行システム」と言われる現在稼働中のシステムを開発するプロジェクト。詳細設計などの上流工程からスタートして、その後は自分でプログラミングもするという感じだった。
 
田中 私は最初から次期システムの開発プロジェクト。初めは設計をやっていたんだけど、プロジェクトを管理する人間が足りない、ということになって推進チームに異動したんだ。私が担当しているのは勘定系システムの中でも預金オンラインと呼ばれるシステムだけど、各チームの作業の進捗を確認して、何をいつまでに完成させるか、というマネジメントがおもな仕事なんだ。
 
三浦 現場配属から半年ほどたった頃、僕も田中さんと同じプロジェクトに移ることになって、今は同じプロジェクト。この次期システム開発はFBSにとっても非常に大きな仕事だけに、さまざまなチームで仲間たちが働いてるよね。金融系のシステムは、一度、稼働したら20年、30年と使われるものだけに、若手の時代に開発に携われたのは大きなチャンスだと思っている。
 
田中 でも、今回の次期システム開発は、従来のものとはまったく異なる設計や開発手法が採用されるじゃない?正直なところ、誰もノウハウを持っていないし、みんなで正解を探しながら、開発を進めている感じだよね。だからこそ、私たち推進チームがプロジェクトをリードしていかなければいけないんだけど。
 
すべてが最先端のシステムだけに、
問題を解決しながら開発を進めている。
 
三浦 現在、僕たちが開発に携わっている、次期システムの大きな特徴のひとつが、従来は一台のホストコンピューターにさまざまなプログラムを搭載していたのに対し、今回は機能ごとにシステムを分けた構造の形になっていること。とても合理的な設計なんだけど、どのシステムがどこまでを担当するのか、という業務の切り分けをするのが難しい。「そもそもこの業務は、何のためのものなのか」なんて話に立ち戻ってしまったりする。
 
田中 開発ツールもソースコードを書くのではなく、日本語で書いた文章をプログラムに変換するというまったく新しいもの。分厚いマニュアルが用意されているんだけど、みんな忙しいし、いちいちページをめくっていたらとても作業が間に合わない。
 
三浦 それで田中さんが簡易マニュアルを作っちゃったんだよね。最低限これだけは理解してください。これだけ目を通しておけば大丈夫です、みたいなやつ。
 
田中 開発チームに少しでも作業のスピードをアップしてもらうために、やむを得ず作ったんだけどね。でも作業をしていて、自分が昔からノートをまとめたりするのが得意だったことを思い出した。人間、どこで特技が役立つか分からないよね。
 
三浦 僕は田中さんたち推進チームにお尻をたたかれて、今週中にここまでは完成させてください、とか言われている側。とにかくすべてが新しいものだけに、作業にどれだけの時間がかかるかも、自分たちでも判断が付かない状態なんだよね。
 
判断が間違っていたとしても作業は止められない。エンジニアとして貴重な経験を積んでいる。
 
田中 開発チームは毎日のように難題に遭遇していて大変そうだけど、三浦くんにとって次期システムに携わることの魅力ってどんなところに感じているの?
 
三浦 エンジニアとしての人生で恐らく、一回しか経験できないものだろう、ということと、銀行の業務知識そのものを学ぶチャンスが大きいことかな。何かわからないことがあると、まずは知っていそうな人を探すところから始まるんだけど、面識のない人に電話やメールで質問したり、知りたいことを要領よく説明したりする技術はかなり身に付いた。
 
田中 私は設計やプログラミングをやるつもりでこの会社に入社したんだけど、上司から「田中さんは推進チームが向いている」と言われてすごく嬉しかったんだよね。開発の細部を見るのではなく、プロジェクト全体を見渡すような仕事をやってみたいと思っていたから。
 
三浦 現在はプログラム単体でのテストが終了して、ようやく結合テストがスタートしたところ。予定では数か月後にはテストを終了できる予定なんだけど、本当に大丈夫なのかどうか。
 
田中 私たちが間に合わせます。間違っているかもしれないけど、これで行ってください、という判断が求められるのもこのプロジェクトの大きな特徴かな。判断に迷って、作業を止めることはできないから。
 
三浦 まだしばらくは同じプロジェクトで働くことになりそうなので、今後ともよろしくお願いします。
 
田中 こちらこそ。厳しいスケジュールも出しますけど、頑張りましょう。
 
北山真一
第一システム開発部 流動性オンプロジェクト 次長

2人を代表するように、いま次期システム開発に関わっている若手社員は日々奮闘しており、日々大きく成長しています。これは、良いもの悪いもの全て合わせて、色々な開発状況がそろっているこの現場しか経験できないもの。この糧が未来のFBSにとってどれだけ大きな財産になるかと思うと、彼らを頼もしく思います。
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