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先輩社員インタビュー(H.N.)

システム開発事業本部
H.N. 入社年度2016年

入社後4年間で簿記とFP の資格を取得。
ITプラスαの知識を差別化の武器に。
銀行員の方々が店舗で使う端末を
更新するためのテスト環境をつくる!?
 
中学生のころからPCを触るのが好きで、大学ではC言語のプログラミングなどITの基礎を学びました。金融機関向けのシステムに強いFBSに入社したからには、システム開発のSEになる道を究めるのかと思っていたら、良い意味で違っていました。最初に配属されたのは、銀行員の方々が店舗で使う業務用端末(営業店端末、と呼ばれます)を更新した際に機能をチェックするためのテスト環境を構築するプロジェクトでした。見た目はデスクトップPCのようなのに、中身は銀行専用の特殊な端末です。それが仕様どおりに作られているか、テストをして確認するための環境を整備する…分かりにくいと思いますが、ひとことで言うとハードウェア寄りの分野であることが新鮮で、いい勉強になりました。
FBSが長年にわたる実績を持つ金融系システムは、万にひとつのエラーも起こさない信頼性が求められます。関連するハード/ソフトのノウハウも必要になることから、結果的にさまざまなプロジェクトに関われるのです。『金融システムって、こんなに幅広いんだ!』と実感した私は、入社2年目に簿記3級、4年目にFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格を取得しました。基本情報技術者や応用情報技術者などITの資格だけでなく、プラスαの知識を身につければ、自分自身の武器になると考えたわけです。
ニューヨーク支店の会計システムを
最適なパッケージで更改する!?
 
3年半ほど経験を重ね、営業店端末システムへの理解を深めた後、2020年の2月から現在のプロジェクトを担当しています。案件は、メガバンクがニューヨーク支店で使っている会計システムの更改。パッケージソフトをカスタマイズして導入するに当たり、お客様が求める仕様どおりに運用できるかどうか、プロトタイプで検証する初期フェーズの業務です。
まずは国内のオフィスで擬似的にニューヨーク支店のユーザー環境を構築します。例えば、入金データを入力した時に、仕分け処理は確実に行われるか、帳票は正しく出力されるか…といったように、さまざまな運用シーンを想定し、模擬データを打ち込みながらスムーズに処理できるか、バグが出ないかを見ていきます。前例のないプロジェクトだけに、経験者も有識者もいないうえ、次の開発フェーズに引き渡す日程も決まっているため、2~3ヶ月ほどの短期間で、あらゆるケースをしらみつぶしに当たらなければなりません。やってみなければ始まらないわけで、メンバーは全員が、集中してキーボードを打ち、画面をチェックして…と、トライ&エラーを繰り返す日々。得られた知識や結果を共有しながら、スピードアップに努めています。
端末・サーバー、簿記・会計、銀行業務に
ビジネス英語も少し。着実に知識が増えていく。
 
最初の現場では端末やサーバーなどハード系、今の現場では企業会計や銀行業務と、まだ大きく2つではありますが、新しい知識を吸収しながら実務経験を積んできました。この間、自己啓発で簿記やFPを学んだ結果、会計システムの案件にもスムーズに参加できました。また、海外製のパッケージを海外拠点で使うことから、画面表示や入力やドキュメントはすべて英語。正直、自信はなかったのですが、必要に迫られたおかげで、ファイナンスやバンキングの専門用語を含めたビジネス英語についても少し明るくなりました。
当社の場合、前身の会社から金融系システムの十分なリソースを受け継いでいますし、FBSとして新たに誕生した10年ほどの間に、毎年10~20名の新卒者が入社。若手比率も増してきていて、コア技術が次世代に受け継がれていることを実感できます。プロジェクトもメガバンクの大規模な案件から、私が関わった営業店端末や海外支店システムなど専門性や国際性に富むものまでさまざま。フェーズも上流から開発・設計、テスト、導入、運用、保守まで、広く経験しながら成長していけます。
個人的には、次は言語を使った開発、さらにPLへのステップアップを目指したいですね。技術面ではビッグデータ、知識面では簿記2級・1級等の習得を視野に入れています。多元的な武器を身につけられる会社だからこそ、どん欲に挑戦を続けたいと思えるんです。

一日のスケジュール

8:30
出社。通勤時間はドアツードアで1時間。前日のうちに今日の予定を組んでいるから、PCを立ち上げるだけで準備OK。
8:40
始業と同時に、「ひたすら打鍵作業」に入る。模擬似データを打ち込み、問題がないか検証。平均して1件30分・1日10件ほど。
11:20
オフィスのあるビル1階のスーパーでお弁当を買って、休憩室でランチ。コンビニよりメニューが豊富なので、飽きがこない。
12:20
自席に戻り、午後の打鍵作業。エラーが出た場合は、資料を見たり、メンバーと相談したりしながら解決を図る。
15:00
ずっと座って画面を見てキーボードを打ち、時々ストレッチ。PETボトルのコーヒーを飲んでリフレッシュ!
17:10
区切りのいいところで「今日はここまで」に。引き続き明日の予定を組んで、きっちり定時に退社。

休日の過ごしかた

以前は家でゲームをしたり、音楽ライブのDVDを見たりして過ごす日も多かったのですが、最近は月1~2回のペースで、テニスをメインにバドミントンや卓球を楽しむ会社のラケットクラブに参加。同期にコーチをしてもらいながら、和気あいあいとプレーしています。
 
 
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